1998-04-23 第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
○長野政府委員 証券局所管につきまして若干補足させていただきますと、実は証券行政で通達行政ということが問題になりましたのは、前回の証券不祥事、損失補てん事件でございまして、この損失補てんの禁止というのが法令でなく通達で行われておったということから、もろもろの問題が起こりました。
○長野政府委員 証券局所管につきまして若干補足させていただきますと、実は証券行政で通達行政ということが問題になりましたのは、前回の証券不祥事、損失補てん事件でございまして、この損失補てんの禁止というのが法令でなく通達で行われておったということから、もろもろの問題が起こりました。
○長野政府委員 小川証券局長には、松野証券局長から、こういったやりとりがあった、あるいは山一証券の飛ばしの問題について何か事務引き継ぎを受けたことがあるか、承知しておることがあるかということを私どもからお問い合わせしたことがございまして、全く引き継ぎも受けていないし、全くそういったことについて承知していないということでございました。
○長野政府委員 当時の担当課長も、国会でこの同席したかどうかにつきましての御質問を受けておりまして、同席した記憶は全くない、こう申しておりますし、私ども、先ほど申しましたように、心当たりのところに聞いておりますけれども、同席した記憶のあるという人間はおりません。
○長野政府委員 この報告書にも、山一側からも特定できないとございますし、松野証券局長も、どうしても思い出せないのが正直なところと申しておられます。私どもも心当たりを当たっておりますけれども、同席したという記憶のある者はございませんので、特定できません。
○長野政府委員 口座という形でお答えさせていただきますと、今手元に数字はございませんが、記憶が正しいと思いますけれども、約二百八十万口座でございました。
○長野政府委員 お答え申し上げます。 ただいま御答弁させていただきましたように、解約する必要が必ずあるということではございません。財産そのものは信託されておるわけでございますから、口座を他の証券会社に引き継ぐなりなされば、そのまま継続することも可能でございます。 その上で、この機会だから解約したいというお客さんがいらっしゃれば、その段階で解約手数料という問題が出てくるということでございます。
○長野政府委員 お答え申し上げます。 昨日も御答弁申し上げましたけれども、自主廃業を意思決定する以外、混乱を防ぐ方法はないのではないかということは確かに申し上げました。
○長野政府委員 ただいま申し上げましたように、顧客、取引関係者に不測の混乱を及ぼし、マーケットが大混乱に陥ることのないような具体的な処理策というものを会社と詰めてまいりますということを御報告しておったわけでございます。(大口委員「いつですか、いつ」と呼ぶ)これは、この週におきまして何度か大臣あるいは総理に状況の御報告をいたしておりました。
○長野政府委員 大蔵大臣には、十七日に実は私の手元に二千六百億の簿外債務があるという報告が上がってまいりましたので、簡潔にこの十七日に御報告をした後、十八日にさらに詳しい御報告をいたしました。
○長野政府委員 多岐にわたりますので、先ほどの御説明で実はそこをはしょってしまいまして、大変失礼いたしました。
○長野政府委員 一昨年の十一月に総理の御指示を賜りましたときに、新しい世紀の初頭にはシステムの改革が完了されておるということの御指示をちょうだいいたしました。
○長野政府委員 私募債の発行につきましては、平成四年度以降減少しておりましたけれども、八年度から増加に転じておりまして、九年度の発行額は五千五百五十三億円、前年比三九・三%増という状況でございます。
○長野政府委員 私の当時の都市銀行との関係につきましては、当委員会でたびたび御答弁申し上げました。 個別の銀行についてのお尋ねでございます。あえて申し上げますと、三菱銀行と、私の記憶する限り、年一回、幹部の異動の顔合わせがありましたのと、たしか、私自身、もう一回役員さんとの会合を持った記憶がございます。
○長野政府委員 私個人としてのお尋ねでございますから、その部分についてお答え申し上げますと、コミットメントラインという言葉は、実は私は、最近の報道で初めて知りました。当時、何にも承知しておりません。
○長野政府委員 時期は、官房の方に報告しておりますので、確認できるかなと思いますけれども、今手元に持っておりません。 出席者につきましては、役員と申し上げます。
○長野政府委員 至っていなかったと思います、私と家内それぞれが。
○長野政府委員 十四年ぐらいでございますでしょうか。
○長野政府委員 そのとおりでございます。
○長野政府委員 現在、山一証券の株式は新聞の隅の欄で特設ポストということで取引されておりますけれども、その取り扱いを継続することができなくなる段階に参ります。最終的な処理は東京証券取引所において行われることと存じますが、その後は、未公開株というものと同じ扱いになる。
○長野政府委員 おっしゃるような市場のうわさというものが広まりましたが、大和証券につきましても今回の調査対象でございまして、そういったものはないという報告を受けております。
○長野政府委員 御質問の中で、乱脈な経理が行われておるのではないかという御指摘でございますか。顧問委員会そのものの活動でございますか。
○長野政府委員 御指摘がございましたように、昨年の夏以降のアジアの通貨・金融不安、それから十月、十一月にかけて、日本におきましては現実に、大変残念なことでございましたけれども、複数の金融機関、証券会社が経営破綻ということに立ち至りました。
○長野政府委員 ここ二、三年最も疑念を抱かれた部分については手当てができたと思いますけれども、まだ課題がございますと申し上げましたのは、企業会計全体を例えば連結ベースに持っていきますとか、あるいは、今貸付金について申し上げましたが、その他もろもろの金融商品につきましての会計上の評価をどうするかといった課題がございます。
○長野政府委員 これは一般論でお答えさせていただきたいと思いますけれども、企業には問題なかったけれども、会計監査人だけ問題があったというケースは想定しがたいと考えます。 まず企業がありきで、その上で、公認会計士が故意または過失で重大な虚偽のないものとして証明した場合には責任がございますという法制度になっておりますので、あくまで主は企業であり、公認会計士は従だということであろうかと思います。
○長野政府委員 これは個別の事案といたしまして関係当局が既に捜査、調査を行っておりますので、その結果を待ちたいと思いますけれども、基本的には、まず、企業がその扱いをしておることが会計監査人から発見できるような状態であったか、あるいは会計監査人にこういう処理をしておりますということを教えておったかどうかといったことなども、問題が発覚しなかった原因との関係でいろいろと調べられるべき事柄だと考えております
○長野政府委員 言葉は承知いたしております。
○長野政府委員 そのとおりでございます。
○長野政府委員 ございません。
○長野政府委員 財務局長在任時の後半の半年がちょうど現在官房の方に報告すべき時期に対応しておりますので、その報告はいたしております。それが第一点のお答えでございます。 第二点、関西興銀の御質問でございました。
○長野政府委員 御指摘の趣旨も念頭にございまして、前回、生方先生の御質問のときでありましたか、私は、当時どのような会食等の機会があったかということを、かなりつぶさにお話ししたつもりでございます。
○長野政府委員 お答え申し上げます。 私につきましては、全く身に覚えのないさまざまなでっち上げの報道が行われておりまして、それに対しましては今裁判の手続も行っておりますけれども、私自身の名誉を守る必要があるとも考えておりますので、そういう点も含めまして、復元できる限りの報告をいたしておるということを御答弁申し上げた次第でございまして、その後のお取り扱いは官房の方でお考えになることだと思います。
○長野政府委員 お答え申し上げます。 ただいま御質問に含まれておりました数字につきまして若干補正をさせていただきますと、昨年の十一月二十五日の段階で山一証券が有価証券報告書の追加の報告書を出しておりますけれども、その段階では、他の債務も含めまして資本勘定の残りは一千億ということになっておりますから、十一月二十五日現在では一千億の資本超過という状態でございました。
○長野政府委員 事実関係も含めまして、私から御答弁を最初に申し上げることをお許しいただきたいと思います。 全国八証券取引所の理事長につきまして、全部とおっしゃられましたけれども……(若松委員「言ってないです、全部なんて」と呼ぶ)現在、理事長は三取引所だけでございます。
○長野政府委員 ただいまのお尋ねは、私自身初めて耳にします御疑念でございますけれども、ただいま総裁が説明されましたように、富士銀行、それから、あわせて興銀と東京三菱、この三行、これは四十年当初の山一証券に対する特融のときと同じメンバーでございますけれども、そういったものの管理のもとに、それをスルーして、そして、先ほど申しました顧問委員会のチェックという中で融資が実行されておりまして、他の目的に流用されるという
○長野政府委員 格付は民間の格付会社の責任において行われておるものでございまして、私ども、格付につきまして、民間の格付機関に対して照会をしたり、関与することは一切いたしておりません。
○長野政府委員 数年前に私、銀行局から他の職へ異動いたしました。せんべつに類するものは何もいただいたことはございません。
○長野政府委員 たびたび同じ御答弁になりますけれども、そのような人間的な関係をつくることも、仕事上必要なものとして許されると考えておりました。
○長野政府委員 承知いたしております。
○長野政府委員 仮名、借名口座につきましての調査につきまして、今大臣がお答え申し上げました。大臣のただいまの御答弁でございますので、具体的にどういう形で指示できるか、早急に検討いたしたいと思います。
○長野政府委員 お答えを申し上げます。 事実関係の解明の点につきましては、証券取引等監視委員会の方から御答弁をさせていただきたいと存じます。
○長野政府委員 お答え申し上げます。 先ほど堀田事務局長が御答弁いたしましたように、協会の自主ルールといえども、証券取引等監視委員会の対象になっております。
○長野政府委員 大変恐縮に存じます。当時訴訟で解決された案件というのを整理いたしましたのがその名前になっておりましたので、御紹介を申し上げました。 この個別の問題につきましては、引き継ぎという意味では、私ども、平成四年の七月にこういつた取引関係の案件の調査というものは証券取引監視委員会の方に移管することになりましたので、その後のフォローは証券取引監視委員会の方に移管しております。
○長野政府委員 先ほど訴訟関係につきましてお答えしました点で、今確認できましたことがございます。 大和証券で訴訟案件として処理しました会社は、先ほど私が御答弁したとおりで間違いないのでございますけれども、その他、調停で処理した会社の中に東急百貨店の関連会社が二社入っておる。私は、その記録の名前が百貨店そのものでないものでございますからあのようにお答え申し上げましたけれども、大変失礼いたしました。
○長野政府委員 私どもで持っております資料、そうすると不動産に御迷惑かけるといけません、申し上げなかった方がいいのかもしれませんけれども、訴訟で解決しましたのは東急不動産となっておりますが、この引き継がれております資料が印刷ミスがあるといけませんので、これはもう一回確認いたします。 東急百貨店は、先日来の話で山一の問題として起こったやに今認識しております。
○長野政府委員 大事な点でございますので、松野に私どもの方から、何月何日か、同席者の氏名といったものの記憶を手繰ってもらいましたけれども、松野は、そこは記憶がはっきりしない、記録もないということでございます。
○長野政府委員 お答え申し上げます。 以前より当委員会でも御報告しているとおり、ただいまの御指摘のとおりでございまして、そのとおりでございます。
○長野政府委員 平成三年の夏から秋にかけてでございますけれども、いわゆる損失補てんが問題となりまして、国会に早急に調べて損失補てんの内容を御報告するということで、特別検査等を当時行っております。
○長野政府委員 一月三十日に本件に関します一部報道がございましてこの件につきまして、松野元証券局長に私どもの方から聞き取りもいたしました。そのとき、顧客との間のトラブルについて話があったんだと思うというようなことでございました。
○長野政府委員 全貌につきましては、証券取引等監視委員会などの調査を待ってと御答弁申し上げるべきでございましょうけれども、この予算委員会の資料を見る限りにおきまして私が感じておりますことを申し上げますと、これはそのものが簿外取引、簿外で関係子会社が引き取ったという金額そのものだと思います。